この度は多数の応募作品の中から選んでいただきとてもうれしく光栄に思います。
普段は手持ちで撮影をすることが多いですが、ここぞという時は三脚を利用して写真に魂を入れています。
この時は少し長めの露光と夜明け前の色温度が影響してか独特の色彩に仕上げることが出来ました。
これを励みにますます写真を楽しみたいと思います。ありがとうございました。
有名な桜の名所でよく撮影される場所だが、作者が選択したのは夜明け前の青い光の時間。それが功を奏して、作品には特別な空気が流れた。少し曖昧さを残す構図でもあるが、肝心なところはちゃんと押さえている。しかし造形だけにしてしまわないそのやり方が、美しいだけではないこの場所の気配をよく写し取っている。桜の写真だが桜だけを主人公にしないで、いろんなものを大切に撮っているのだ。
初冬の白樺林。急に薄暗くなるやいなや、雪々が舞い降りてきました。
白樺たちが雪の季節を喜ぶように踊ります。北国の長く厳しい冬がはじまりました。
シャッター速度が遅くなる薄暗いところで舞う雪々を写し止めつつ、
フラッシュが届かない背景を撮るために三脚を使用しました。
立ち並ぶ木々の造形と降りしきる雪の表情を、かなり抽象化した形で写真にしている。単純な造形たち。なのにこのちょっと胸に迫るような、、どうだろう、人によっては寂しげな、と思うかもしれない、人によってはロマンチックと思うかもしれない、そんな叙情性を写真や絵画は持つことができる。暗い林の前で作者は何らかのライティングをしているのだろうが、情感を押し売りしないで冷静に撮り、しかし作品で人を叙情的にする。これは一つの抽象画だと言えるのだろう。
とても嬉しく思います 先ずは入選に素直に喜びたいと思います 有り難う御座います
撮影の当日は朝から雨 天気予報では午後から回復とのこと 従い河口湖の畔で三脚を据え午後からひたすら天候の回復を待ちました トイレにも行けずに待つこと5時間待ちました 雨は上がったものの雲が切れません 今日も駄目か! トイレも行きたいので帰る準備 すると足下に光明 振り向くと夕景が 雲間から富士山も少し見え始めました すかさずカメラを足にセット 後は時間勝負なので無我夢中でシャッターを押した一枚です
星景写真、風景写真を好んで撮影しています。1時間ほどのコンポジットで描かれた堤に咲く桜と北天の軌跡の競演は、肉眼では見えない世界。時間の経過を1枚の写真に写し込める表現に三脚は欠かせません。水の中、雪の中、強風の中、砂の中、過酷な条件下でいつも作品創りに協力してくれる三脚がなければ私の写真の世界は広がらなかったと思います。これからも堅牢な相棒と楽しく作品を撮っていければと思います。
病気療養中にリハビリのお供として始めたカメラ初心者ですが、まぐれでも佳作を頂けたのは正直に嬉しいです。何時もアドバイスをして頂ける諸先輩方に深く感謝いたします。何と無く始めたデジタル一眼レフですが、今後も趣味として長く楽しみたいと思います。本当に、ありがとうございます。
高い山から見た雲海。雲は左から右に流れている。その雲が作り出す美しいフォルムの中に幾つもの風力発電機が見える。ブレードは力強く回転し、そこに人の営みが写った。もっと周りを詰めて力強い写真にすることもできそうだが、作者はそうしなかった。そのおかげで、そのゆったりとした世界観が見るものを暖かい気持ちにさせてくれる。色合いも優しく、胸をきゅんと打つ作品だ。